謝辞

 第8回神奈川ヘルニア研究会を平成29年1月14日にユニコムプラザさがみはらで開催いたしました。当日は八十余名の参加者と、20演題の発表があり、活発な討論が繰り広げられました。また、社会医療法人かりゆし会沖縄ハートライフ病院ヘルニアセンター・センター長の嵩原裕夫先生に特別講演「小児外科医からみた成人の鼠径ヘルニア手術-成人例におけるLPEC法の適応への挑戦-」をお話しいただきました。研究会が盛会裏に終わったことは世話人の先生方、司会の労をおとりくださった先生方,ご協賛企業の方々,裏方に徹していただいたすべての皆様のおかげにほかなりません。厚く御礼申し上げます。第9回神奈川ヘルニア研究会は、平成29年12月16日に日本医科大学武蔵小杉病院消化器病センター千原直人先生が当番世話人となり、はまぎんホールで開催される予定です。今回同様多くの皆様のご参加をお待ちしております。寒さ厳しき折から、ご自愛くださるようお願い申し上げます。

 

平成29年1月

                    第8回神奈川ヘルニア研究会当番世話人

                    北里大学病院 小児外科
田中 潔

 

当番世話人ご挨拶

今回,第8回神奈川ヘルニア研究会の当番世話人を担当させていただきます北里大学病院小児外科の田中 潔と申します.どうぞよろしくお願い申し上げます.

この会を小児外科医が担当させていただくのは今回が初めてであり,要望演題として思春期以降の若年成人の鼠径ヘルニア,小児期に手術を受けた鼠径ヘルニアの成人期再発,小児にも成人にも起こりうる横隔膜ヘルニア(遅発性Bochdalek孔ヘルニア,Morgagni孔ヘルニア,外傷性横隔膜ヘルニア)などを取り上げ,成人外科医と小児外科医の相互理解を深めたいと考えております.また,毎年行われているアンケート調査に小児鼠径ヘルニアの項目を追加し,成人外科の先生方の小児鼠径ヘルニアに対する考え方を伺いたいと思っております.特別講演は,LPEC(laparoscopic percutaneous extraperitoneal closure)法の創始者であります嵩原裕夫先生(前徳島大学病院小児外科・小児内視鏡外科・科長,かりゆし会ハートライフ病院)にお願いいたしました.LPEC法は小児鼠径ヘルニアの腹腔鏡下手術法として開発されましたが,最近は成人鼠径ヘルニアにも応用されております.また,嵩原先生が開発されたラパヘルクロージャー®は鼠径ヘルニア以外の治療にも用いられております.興味深いご講演となることに間違いありません.

ヘルニアは古くから知られた疾患ですが,いまだに治療法は日進月歩です.神奈川の地は医療機関も多く,全国でも最先端医療が展開されています.上記テーマに限らず大いに激論を交わしていただきたいと思っております.多くの演題をいただき,多くの皆様にご参加いただければ幸いです.

 

第8回神奈川ヘルニア研究会

当番世話人 田中 潔

(北里大学病院小児外科)