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​代表世話人ご挨拶

 神奈川ヘルニア研究会のホームページを開設するにあたり一言ご挨拶を申し上げます。腹部ヘルニアの診療の向上をめざし平成15年日本ヘルニア研究会が設立されました。平成20年より日本ヘルニア学会に発展継承されました。

 日本ヘルニア学会の支部会の一つとして神奈川ヘルニア研究会が支部会の一つとして平成21年設立されましたが、本研究会の設立には、古田一徳先生(当時北里大学)、北村雅也先生(当時川崎市幸病院)のご尽力があってのことです。古田先生、北村先生を発起人として平成21年9月24日ロイヤルパークホテルに於いて神奈川ヘルニア研究会発足の会が開催されました。

 これに基づき平成21年10月23日パンパシフィック横浜ベイホテル東京において第1回世話人会が開催され35人の世話人と4名の顧問の指名、ならびに会則の制定が行われました。平成22年2月6日ホテルプラムコスモにおいて第1回研究会が開催され、その後毎年学術集会が開催されております。

 鼠径ヘルニアは年間16万人が手術を受けているといわれています。人口比率でいうと神奈川県には毎年1万人を超える患者さんが治療を受けられていることになります。ヘルニアの手術は腫瘍を取り除く外科手術と異なり、最初からQOLの改善を目的とした手術です。従いまして再発や術後の後遺症を残してはならない手術です。

 本研究会は腹部ヘルニアの診療に携わる医療スタッフの交流を通してヘルニア治療技術の向上、特にヘルニア手術の指導医の教育とレベルアップと目的の一つとしております。鼠径部ヘルニアをはじめ腹壁ヘルニアの治療法は近年治療法の進歩・多様化を遂げております。

 本研究会ではこれらの治療法の普及と治療の均てん化を通してヘルニアにお悩みの患者さんのQOLの向上に寄与できることを願っております。

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聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科

大坪  毅人

​(代表世話人)

神奈川ヘルニア研究会について

 神奈川ヘルニア研究会の設立の目的は、鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁ヘルニアなどのヘルニア疾患の診断、治療に対する理解を深め、 日常臨床に役立てていただくことで、人々の健康の 増進及び福祉の増大に寄与することにあります。 また、次世代の外科医を育てることも、この会の重要な使命と考えます。

 本研究会は、平成21年11月の発足当初から、日本ヘルニア学会理事会におきまして 日本ヘルニア学会の支部会と認定されております。

 その後、第1回神奈川ヘルニア研究会を平成22年2月6日に開催されました。 第2回神奈川ヘルニア研究会を平成22年12月に開催し、その後、毎年1回の日程にて、 開催させていただいております。

 ヘルニア疾患は外科医にとって遭遇する頻度の高い疾患であり、特に神奈川県では、 多くの施設で治療されており国内でも有数の症例数が存在しています。

 多くの外科医のヘルニアの診断、治療の相互理解が深まることで、ヘルニア疾患を有する 多くの人々に多大な恩恵をもたらすものと考えています。

 ヘルニア診療に携わっている多くの先生方にご賛同いただき、ヘルニアという疾患に対して、 造詣を深めることで、よりよい高度な医療ができると確信しております。

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ふるたクリニック 院長

古田 一徳

​(発起人代表)

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